生成AI活用

Google AI Essentials受講体験記

Google AI Essentials 受講体験記

このたび、Courseraで提供されているGoogleの「Google AI Essentials」を受講し、修了証をいただきました。生成AIをビジネスで活用するための土台となる基礎知識を、体系的に学べる講座です。中小企業診断士として、クライアント様への生成AIリテラシー研修や伴走支援を行っている立場から、あらためて基礎を学び直したいと思ったのが受講のきっかけです。


AIを使いこなすための土台となる基礎知識

本講座は、「AI入門」「AIツールで生産性を最大化」「プロンプティングの技術を学ぶ」「AIを責任を持って使用する」「AIを先取りする」の5つのコースで構成されています。AIの仕組みやジェネレーティブAIの基本的な考え方から、効果的なプロンプトの書き方、そして責任あるAI利用の原則まで、実務で使う上での土台となる知識を一通り体系的に学ぶことができました。


繰り返し強調される「ヒューマン・イン・ザ・ループ」

受講中、何度も出てきた言葉が「ヒューマン・イン・ザ・ループ」です。講座の用語集では「AIモデルを訓練、使用、検証、改良するための機械と人間の知能の組み合わせ」と定義されています。

「責任あるAI利用のためのチェックリスト」には、こう書かれていました。

どんなにプロンプトが優れていたとしても、出力の最終責任はあなたにあります。あなた自身が、ヒューマン イン ザ ループの中心となって、正確性、トーン、適切性についての判断を行う必要があります。

また「バイアス、ドリフト、知識カットオフ」のセクションでは、AIには学習データの偏り(バイアス)、時間の経過による精度低下(ドリフト)、特定の時点までしか知識を持たない制約(知識カットオフ)があることが説明されており、だからこそ人間が最終的な判断を担う必要がある、という考え方が随所で繰り返されていました。


自分の生成AIリテラシー研修との重なり

私は普段、企業様向けの生成AIリテラシー研修で、「AIに任せきりにしない」「最終判断は人間が行う」ということをお伝えしています。今回の講座を通じて、これと同じ考え方がGoogleの講座でも一貫して強調されていることを確認でき、自分が大切にしている軸に間違いはなかったと再認識できました。

研修では、単に「人間がチェックする」という受け身の姿勢ではなく、「人間が意志を込める」ことを大事にお伝えしています。AIが出したアウトプットをそのまま受け取るのではなく、何を目的に、どんな意図でAIを使うのか、出てきた結果に対してどう判断し責任を持つのか——そこに人間の意志が入っているかどうかが、AI活用の質を大きく左右すると考えているからです。今回の講座の「ヒューマン・イン・ザ・ループ」は、まさにこの「意志を込める」姿勢と重なるものでした。


この学びを研修・伴走支援に活かす

フロンティアコンサルティング株式会社では、今回の学びも、クライアント様への生成AIリテラシー研修や、DX推進の伴走支援に活かしてまいります。AIツールの使い方だけでなく、「人間がどう関わるか」という視点を伝えることが、現場で本当に役立つAI活用につながると考えています。

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